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色々な方にスケジュールの変更やキャンセルをお願いしていると
驚きの声や「あー、もう仕方ないよね、これだけ広がったら」と
慰められます。

「薬はもらえるの?」
「ホテルには行かないの?」
「味覚障害はあるの?」
など、シンプルな質問をいただきます。

私自身、当事者になるまでは軽く聞き流していたことですが
今は答えられるので、私のケースとしてお伝えします。

味覚異常はありません。

PCR検査に言った内科で、風邪薬と解熱剤を(有料)でもらいました。
有料? そうか。これは”別案件”なんだ。

風邪薬はあまり効果がないらしく、飲むのを止めました。
ただひたすらに、ガッツ(自然治癒力)とアイスノン(古典的医療)で
乗り切る。

ガッツは測れませんが、
アイスノンは目が覚める2、3時間置きくらいで交換して1日10回。

二日目から咳、頭痛が併走しました。
3回目のワクチン接種のひどい副作用にオプションで咳が加わった感じです。

亡くなった志村けんさんのことを思い出したり
ワクチン受けないとどれほど大変なことになったんだろうと考えたり。

2日間、最小限の伝達をした後は、布団に転がって
ひたすら
ある2つの事を考えていました。

①「アイスノン」と「チャピロ」ってすごい。
アイスノンはなぜ、アイス”ノン”なのか?
チャピロの”ピロ”は頭を冷やす枕(PILLOW)だからピロ?
それってネーミング天才では?
ちゃぴろ、ちゃぴろ、ちゃぴろ
”ちゃ”ってどういう意味?ピチャピチャ?

②「この頭痛をどう文字に起こしたら伝わるか」
ガンと頭を割ったような、ではない。
キリキリとこめかみが、でもない・・・。

それは、そうだ・・・
2種類の太さの違う針(まち針と毛糸針)を
天使の気のむくタイミングで
耳の後ろから躊躇なく、

という感じです。

しかし、人間の快復力は素晴らしい。
3日目には針の天使が現われなくなって
起き上がって掃除ができるようになりました。

ベランダの瀕死の観葉植物を救済し
時折襖を開けろと指示する犬に
(こういう時は、お世話する物が多いのは厄介だな・・)と思いながら

役に立ったのは
氷とアクエリアス、
バナナ、ゼリー、おかゆ、うどん。

缶詰の桃を食べた後のシロップ?が
驚くほど美味しくて
ドクターXのドラマでシロップを飲むシーンを思い出しました。

針の天使の代わりに訪れたのは
鈍器で殴られた翌日のような(想像)
右後頭部の痛みです。

髪を15本くらい束ねて一気にむしり取るような痛みなのかな。
青あざを押すときに感じる痛みでしょうか。

右で寝ても、左で寝ても痛いので
座って寝たりしながら朝を迎えました。

本当に申し訳ない。
自分の世界ばかりで暮らしています。

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