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突然、何の前触れもなく
昔の記憶が思い出される。

しかも、どうってことのない
他愛もないある日のこと。

これって、どんな脳の理屈なんでしょうか。

お米を研いでいたら、中学校の頃に
従姉妹と三人でトランプをした記憶が
フラッシュバックしました。

年に一度ほどしかない、イトコが集まるのだから
お正月だったのかな。
特別な時間。夜更かしも許される。

「スピード」というゲームで、
(ご存じですか?)

カードを2人で分けて、自分のてもとに
手札を4枚並べます。
「スピードっ!」というかけ声とともに
前に一枚ずつ出す。

出たカードの数字。前後の数をドンドン置いていき
なくなったほうの勝ち。

ウチのルールでは、両手(両手で置いていく)OK。
30秒もかからないうちに決着がつくので
”スピード”なんですね。速さを競うのか。

プロ並み?のお手前で3人が競い
誰がまた勝っただの、次は何だのと
騒ぎながら、結局は
夜が強い1つ下のイトコと
明け方までカードを切っていました。

もう一人のイトコは”朝型”で、23時には
ノックアウトしたもので、結局二人で
4時までスピード。

お菓子を食べながら、
くだらない昔のお正月の話だの、
別のイトコが家出した武勇伝やら
叔父叔母の口マネやら悪口やら。
どのおばちゃんとどの叔母ちゃんが
喧嘩したとか。

スマホもない時代に
「スピード」だけで6時間。

途方もない無駄な時間が
脳裏に刻まれていたということは
とてつもなく価値のある時間だったのか。

謎 です。

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