バタ、バタッ、バタバタバタ
早朝、部屋から異様な音がしました。
犬が腹がかゆくて掻きむしるのに、フローリングに爪が当たるような音
何か起きた、と感じながら、同時に
昔読んだ本の一部が蘇りました。
シドニーシェルダンの「master of the game」。
In the middle of the night Margaret was lying in bed ・・・
she heard the loud crash from・・・
というシーンです。
母親が眠っていた部屋に聞こえてきた衝撃音。
驚いて部屋を開けると、そこには
息子を誘拐・殺害された父親が狂って
動物のようなうめき声をあげていた・・・という残酷な物語でした。
高校の時にCDで聴いて、ゾッとしたのを覚えています。
怖い記憶と嫌な予感が交差して
見に行くと、犬がテーブルの下で歩けなくなっていました。
後ろ足が開脚したような姿で、瞬間ギギャンキャンキャン」と
異様な声に、眠っていた娘も飛び起きてきたくらい
聞いた事のない声で鳴きました。
抱き上げて、寝かせ
しばらく様子を見ていましたが、無念。用事で外出しました。
帰ってくると、玄関にいて
走り回って迎えてくれました。
ついに来たか。介護が。。オムツ生活か。。。と
思っていたので、ホッとしました。
あれは何だったのか?
(おそらく、初めてのことですが
尻尾の毛に足が引っかかって、驚いたのだと思います。)
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