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21時

別府で 用事が終わり 帰宅

するならー そのまえにー

温泉!

行く前から 準備してたもんねー♪

堀田温泉

久しぶりに行ったらしい。平成15年に改装されたとか。

 

前は ローマ時代の皇帝のような気分になれる湯船だったので

かなり変わっていたけど、

堀田温泉は 私にとっては ”歴史体感温泉”なのだー!

 

豊臣秀吉のキリスト教迫害から 密かに家臣を守ろうと中川秀成が新天地(竹田)に向かい

1594年2月8日家臣4000人(船数50艘)を伴って別府湾に到着した。

そのとき

 

「急げば今日中に府内まで行けますが、皆様長旅でお疲れでございましょう。

できれば今日は別府の湯に浸かり、疲れを取られてはいかがでしょうか」

と提案されている。

殿方の半数が堀田に入った、そうで

堀田温泉に入る時、いつも旅の武者になった気持ちになる。

(車もない時代、やっとたどり着いた温泉は どれほどか極楽だったに違いない)

 

翌朝、各温泉先から合流した皆々は ”浜脇の温泉が熱くて茹でタコになった”と

温泉話に花が咲いたとか。

 文芸社 「高麗の牡丹」より

(いや~ 堀田も十分 熱かったけどなあ・・・)

 

追記1:本書の中で、千利休がキリスト教のパンとワインを分かち合う儀式で

茶の湯の”一期一会”と同じものを感じたと書かれている。

追記2:中川秀成入港の2年後、大地震により瓜生島と久光島が海に沈んだそうだ。

 

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