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料理教室の生徒だった女性が
昨年結婚して他県へ嫁がれました。
とても幸せいっぱいで、本当に嬉しかったです。

嫁いだ矢先です。そのご家庭にご不幸がありました。
義父さんがご病気で他界したのです。
年末に知らせをいただいた時は、絶句して言葉が見つからず・・
(そんなことって あるの・・・)
ただ ただ その女性のこと、心や身体の心配をするばかりでした。

先日、一通の手紙が届きました。
新居を引き払って、旦那様とお義母さんと一緒に住んでいるそうで
炊事や家事に奔走しているそうです。食事の好みが違うので
覚えるのに必死と書いていました。
びっしり二枚にわたって書かれた手紙には、感謝の言葉と
しっかりと現在を見つめ、新しい家族を理解しようとする文字で溢れていました。

そうです。夫婦も新しい家族も、元々は赤の他人。
福山雅治さんの歌にもあるように、
家族とは、初めから家族ではなくて
“家族になっていく”んだと思います。

 

私の母は嫁いでから義母との確執でずいぶん苦労しました。
母にとっては厳しい他人、私にとっては優しい祖母。
あるとき、洗濯物をたたみながら、母が呟きました。
「そうよなあ。あんたにとっては ”ばあちゃん” なんやもんなあ」
母の複雑な心を知った一言でした。

だから三人で暮らすというのは、大変だろうと思っていたのに
彼女はそんな風には思っていないんです。
彼女の強さと寛容さ、優しさに驚き、感服しました。

今日は、ご許可をいただきましたので ブログに掲載させていただきました。

あすかさん、「困った時はいつでもおいで」 だよ💖

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