最近、やたら昔のことを思い出します。
秋だねえ🍂

子どもが腹痛で学校を休みました。
台所で話をしていると、昔のことを思い出しました。

それはANA時代のこと。
入社まもなくフライトを始めたばかりの頃
生理痛がひどくて、休憩所で痛みにギブアップ。
出されたお弁当も喉を通らず、テーブルに伏せっていました。

”お母さん”がそばにいて、
⚠「バディシステム」という教育システムの一つで（今で言う1ON1）
入社間もない新入社員1名につき1名の先輩社員がつきフォローする制度。
私たちは”お母さん”と”子ども”という言い方をしていて、
配属先についてすぐに会うお母さんの”よしあし”が運命を変えることもありました。

「お母さん誰？」とか「子ども何人？」なんていう会話が
よく交わされたものです。

人事の方は、私の質をお見通しだったようで、
私には有名な”天使”と呼ばれていたベテラン社員があてられました。
（20代の私の12歳上だったから、今思えば若い方だったんですね）

さて、そのお母さんが偶然そこにいて、
私の痛みをみて、ロッカーからホッカイロを2つ持ってきてくれました。
お腹と腰に当てながら、「大丈夫？これで少しは楽だからね」と。
優しい言葉を聞いて
ただただ、涙がホロホロと流れたのを、昨日のことのように思い出します。

あの涙は痛み？　

だけではない。
優しさがくれた甘い記憶

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