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いかがお過ごしでしょうか?

なが~い自宅待機生活も今日で18日目を迎えました。早くカウンターで皆さんの色んなお話を聞きたいなぁと最近いつも思っています。

 

こばけんです!

少し昔の写真ですが、これを見て、あれ??と皆さんなりませんでしたか??

※著作権の関係で高清水作に差し替えています

(AFP通信 オバマ大統領と習近平主席の写真)

オバマさん、グラスのボウルを持っているのにたいして、習近平さんはグラスの脚を持っています。これはどちらが正解なのでしょうか?

日本のワイン通の皆さんや、私たちソムリエの勉強をした者からすると、断然グラスのステム(脚)を持つほうが正解と思いますよね?

私たちも「ボウルの部分を持つと手の温度が伝わり、味や香りが変化してしまうことがある為、ステムの部分を持ってテイスティングする」と学びます。

逆に、テイスティングの最中にすこし温度が低くて温度をあげて香りを確かめたいな、という時は「ボウルを手で温めるように優しく持って香りや味わいの変化を調べる」といったことをすることもあります。

ただ、基本的には日本のレストランでボウルを持ってワインを飲む人をあまり見かけることはありません。

しかし、海外では、ワイングラスのボウル部分を持つことがマナーとされるという説もあります。確かにテレビでみる政治家や王室の方々の晩餐会などがうつると、ボウルを持っている方が多い気もします。

また、ボウルが大きめのブルゴーニュグラスやボルドーグラスの場合、グラスの重心が上にあるため、ボウル部分かボウルとステムの境目辺りを持つと一番安定します。

ただ、どちらが正解にしても、マナーの大前提は人を不快にさせないことだと思っているので、臨機応変の対応が必要なのではないでしょうか。ということで僕はどうしているかというと、お食事する相手にあわせます。

相手がボウルを持てばボウルを、ステムを持てばステムを。職場でテイスティングするときは別ですが、大切な相手やお客様と食事をするときは、お互いに楽しく気持ちよく。それが一番大切なのかなぁ、なんて思います。

ということで、ヴァンチャットのお客様、どうぞ皆さんお好きなようにグラスをお持ちください。ただし、割らないでね(笑)。

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