少し前の話になります。
安心院ワイナリー(三和酒類株式会社)が
製造した70%代の消毒用アルコールを大分県などに寄贈した
ニュースを見ました。
ワイナリーではアルコール96%レベルまで蒸留できる設備があるのを
知っていたので、すぐに”あの機械で!”とピンときました。
そしてヴァンチャットでもその消毒液を使えないかともピンときまして
先方の古くからの知人に尋ねてみました。
すぐに返答がありました。さすがです。
問い合わせへの感謝とともに、書かれていたのは・・
現時点で販売の予定はなく、本当は早くコロナが終息して
蒸留酒を消毒液にしなくてもよい時期が来ることが一番嬉しい
と(ワイナリーでは)思っているようでございます、
という優しく控えめな言葉でした。
ピン!からハッ!へ・・。
確かにその通りです。本当は美味しいブランデーを造りたいですよね。
生産者、農家の皆さんの想いに気づきました。
商売根性丸出しで、情けない。
そして改めて、一つ学んだこと
それはビジネスにも信念がある、ということです。
売れればいい、ということではない
何のために自分が、会社が存在するか
ということを、改めて再考したいと存じます。
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