NEWS & BLOG

生きていれば今年 古希を迎える母が

18年前の今日 亡くなりました。

白血病

 

夜中の事だったので、親族一同が

大きな集中治療室で 母の苦しむ声を聞きながら

なすすべもなく

もうこうなると なすすべもなく

亡くなるのを待っていた という感覚でした。

 

母の弟が 竹田の桜と水を持ってきて

母に死に水を飲ませました。

「ほら、竹田の水ぞ」

そう言って飲ませていました。

 

 

夜中に 病棟のトイレに行き、手を洗う脇の廊下を

鏡越し 何かが通った気がしました。

振り返ったときには もういなかったので

気のせいに違いないのですが

黒い服の 細い 男性だと感じてしまい、

死神だと 思ったのです。

迎えが来たんだな と思ったのです。

 

変な話

 

弟は 母の頭の上を 蝶がたくさん 飛んだ

と 後年語っています。

 

おかあさん、今年はふと思い出しました。

あなたの年に あと3年でなります。

未熟なままですが、年だけは 超えてみせます。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。