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今日、こばけんちゃんから質問がありました。

「お辞儀は手を前に合わせていたのですが、

以前お客様から”手は横”と言われました。どちらが本当ですか?」

 

現在までの調べた結果をご紹介します☆

 

「いらすとや」さんにお借りしました。

猫のほうが本来の日本のお辞儀です。

手は重ね(叉手)ませんでした。

 

🌼お辞儀のルーツは3世紀の日本

当時は頭頂部を差し出して(土下座)、相手に服従するポーズで

相手への敬意を表していました。

(魏志倭人伝[下戸與大人相逢道路 逡巡入草 傳辭說事 或蹲或跪 兩手據地])

🌼その後、神道の影響もあって 手は横

深いお辞儀の場合は手を前にもってくるというお辞儀のスタイルに

なりました。(國學院大學 神社祭式行事作法)

🌼明治維新直後の日本では、深いお辞儀の場合

膝をつかむほど屈んでいる絵も残っています。(レガメ著1800年代)

🌼近代に入り、手を重ねて立ち、そのままお辞儀するスタイルが

始まりました。これは諸説ありますが、

民間の美智子様(国際人でもあった)が始めた説や

CAが始めた説などがあります。

🌼またこのお辞儀が韓国のコンスに似ているために

否定的な意見もあります。

サービス業界(ホテル、航空会社など)ではこのお辞儀が

多く取り入れられています。

最近では重ねた手は右手が上説、左手上説などあります。

 

🌼ちなみに、私は明治維新前のお辞儀を真似ていますが

最も大切なのは、相手に敬意を払う”心”です☻

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