21回目からは、ワイン名を紹介していきます。
フランスのボルドー地方は赤ワインの銘醸地です。
特に、ボルドー地方のメドック地区は
1855年のパリ万国博覧会(Exposition universelle de 1855 à Paris)に
ワインを世界にアピールするため、ナポレオン3世の要請で商工会議所がランク付けしました。
フランスにも商工会議所があることに、勉強を始めた当時は驚きましたが
実際は丸投げされた仲買人の一人が当時の流通価格などを参考に2週間で決めた、とされています。
このとき1級に入らなかった「シャトー ムートン ロートシルト」はその後
有名な伝説を作ることになります。
それにしても・・・ずいぶん昔の格付けが今も残っているのは凄いことです。
(166年も経っているので、この格付けに見合わないワインや、吸収されたシャトー、逆に質が向上したものもあります。)
さて、今回は第5級に格付けされた18シャトーの中の7つ 紹介します😊
いずれもポイヤック村(ボルドー地方メドック地区の村の一つ)にあるシャトーで
私は「ほんとかね? バターを グラングラン ランランと?」と覚えました。
ポンテ・カネ(Pontet-Canet) | ポイヤック |
バタイィ(Batailley) | ポイヤック |
オー・バタイィ(Haut-Batailley) | ポイヤック |
グラン・ピュイ・ラコスト(Grand-Puy-Lacoste) | ポイヤック |
グラン・ピュイ・デュカス(Grand-Puy Ducasse) | ポイヤック |
ランシュ・バージュ(Lynch-Bages) | ポイヤック |
ランシュ・ムーサ(Lynch-Moussas) | ポイヤック |
Pontet-Canet (シャトー) ポンテ・カネ
☑最後にある子音は読まない。
☑ e の後ろは子音だけで終わっているので、e は読む。13.【重要】読まないeと読むe
Batailley (シャトー)バイイユ
Haut-Batailley (シャトー)オー バイイユ
☑h、t、y ・・・読まない 14.単語の最後の子音は読まない
☑au=「オ」と読む。10.au,eauを「オ」と読む
☑ille は「イユ」と読みます。
ワインショップ ソムリエより
エノテカより引用
Grand-Puy-Lacoste (シャトー)グはン プイ ラコスト
Grand-Puy Ducasse (シャトー)グはン プイ デュスス
☑ ra = ハ 2.rはエー「ハ」と読もう
☑末尾のd、e ・・読まない 12. eは読まない é え? è ê ë
☑sは母音に挟まれないので、濁らない 8.「S」が母音で挟まれたらザジズゼゾ
※不思議ですが、puy のyは読みます💦 後ろに子音(L,またはD)がくるからでしょう。
Lynch-Bages (シャトー)ランシュ バージュ
Lynch-Moussas (シャトー)ランシュ ムーサ
☑yはi の仲間 yn≒in 「アン」 6.y は i の仲間
☑ch はシャ行 16.Chはシャ行
☑ou は「ウ」 4. 「ou」は「ウ」
☑末尾のe,s は読まない
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。