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ラーメン屋のカウンターで

官公庁に勤める方から 採用にまつわる こんな話を聞いた。

「騙された。某高校からはもう絶対採用しない」

聞けば、面接では完璧。いざ入ってみると

歓迎会の誘いに「それは残業ですか?」と聞いてきたそうだ。

 

ラーメン屋さんの店員さんに

「ねえ、マスター!

”麺を2分湯がけ”って、鍋の中に麺が

6つ入ってたら、2分であげたら 食べられんやろ?

それなのに”2分湯がきましたよ!2分って言ったじゃないですか!”

っち言われたら どうする?」

お店の人も おおいに頷く。

「もう、○高校からは 絶対に入れん!」

 

もちろん、具体的な学校名は知らない。

何が言いたいかというと

私も高校生の推薦入学の面接をしたことがある。

だから、面接にくる学生の完璧な準備力はよく知ってる。

あ、そうとう練習したな。って

大概の質問はスラスラ言えるし、

お辞儀もそれぞれ”教えてもらったスタイル”で

揺るぎない。

おわりに学生証を返そうとしたら ”お辞儀TIMEの最中”

やたらゆっくり頭を あげ終わるまで

私の差し出した学生証は 私の手の中に置き去りだ。

 

だから、本当に危惧している。

 

心技体とは よく言うが、いつしか

技と体が先行し、心が取り残された。

小笠原流 小笠原忠統氏も 著書の中で警鐘を鳴らしている。

心は取り残された。それが事実としたら、

考えるべきは こちらもしかり。 ”なぜか” だ。

・・・かんがえる・・・

そう そうだ

「結果主義」のせいだ。

何としても そこに入り込まなくてはいけない 不安な日本

心を育む時間がなくなっている?

真の教育者がいなくなっている?

 

のかなあ

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